2016年07月20日

アウターマン

2015年公開

ストーリー
街で巨大なシルビー星人が暴れている。そこに現れたのは、正義のヒーロー、アウターマン!苦闘の末、シルビー星人を倒したアウターマン。勿論、これはテレビの中のお話だ。テレビを観ていた青野浩(福田徠冴)少年は、何故かシルビー星人の大ファンで、今日もシルビー星人が負けたので機嫌が悪い。一緒に見ていた親戚の姉・青野美希(七海)に当たり散らして何処かへ行ってしまった。

ここは、人気長寿特撮番組『アウターマン』が放送されている世界。『アウターマン』シリーズは、毎年番組が制作され、既に50年もの歴史を誇る。現在で49シリーズ2,507話が制作され、平均視聴率23%を誇る国民的特撮番組なのだ。今日は平成アウターマンシリーズにおいて主役を務めた3人・・・足立春夫(塩谷瞬)、吉野秀樹(古原靖久)、森脇幸一(戸塚純貴)の合同サイン会が開かれている。中には“全アウターマンの対戦データの入ったディスク”を持って来るマニアックなファンもいるが、露骨に興味を示さない、森脇。森脇は、可愛いファンの時だけ対応が親切なのだ・・・。

足立は普段、アウターマンのグッズを取り扱う店を経営している。過去、アウターマンの主役に抜擢された俳優は、アウターマンの印象が強過ぎてそれ以降仕事に恵まれず・・・落ちぶれてしまう者が多いのだ。休日は細々とファンイベントに出演し、それ以外は足立のように別の仕事をしているのである。その日、足立の店に美希が浩を連れて遊びに来た。美希は過去、アウターマンでヒロインを演じており(現在は俳優を引退している)、足立とは知り合いなのである。浩に、グッズをプレゼントする足立。その時、突然地震が発生。すぐに収まったものの、最近群発する地震に足立達は不安を隠せない。この現象は日本各地で起こっており、その影響でか、地下に溜まっていた有毒ガスが地上に吹き出し、生物が住めなくなり立ち入り禁止となる地域も続出していた。だが政府はその事実を隠蔽。国民の多くは、その事実を知らされてはいなかった。そんなある日・・・渋谷の街に、テレビと同じ、アウターマンが出現する!その巨大な姿は、特撮では無い。彼は宇宙から来た本物の宇宙人なのだ!アウターマンは、「この星を救う為にやって来た」と流暢な日本語で告げ、地球環境の改善を明言する。街は突然の来訪者に歓喜。正義のヒーローがこの星の未来を約束してくれたのだから、当然である。思わぬアウターマン人気に足立の店の商品はバカ売れ。その夜、足立は吉野の経営する新宿のBAR『アニーモ』で祝杯をあげる。そこに、オタクな客が現れ、「欠番となったアウターマンシグマの32話を見せて欲しい」と依頼する。それはゲストが暴力事件を起こして欠番になった話で、その日はディスクを浩に貸し出していた為、オタクな客は観る事が出来なかった。

防衛省。今井捜査官(北岡龍貴)に呼びだされた福山博士(筒井巧)の姿があった。内容は大島幕僚長(真夏竜)の指示によるもので、“群発する地震や吹き出す有毒ガスはアウターマン星人の仕業で、アウターマン星人の真の目的は地球人類の統治等では無く、テラフォーミング・・・地球環境をアウターマンの都合の良い環境に改造する事で、テラフォーミングが完了した時、人類は滅亡する”というものについてであった。今井捜査官は、偶然捕らえた男・タルバ(Gero)を福山博士に引き合わせる。タルバの正体はシルビー星人で、ホームレス宇宙人であるタルバは、侵略者であるアウターマンから逃げてこの地球に辿り着いたが、最近アウターマンがこの星に狙いを付けた事に気付き、逃げ出すまでの時間を計算する為に群発地震が発生している場所に出向いていて、防衛省に捕らえられたのだ。今、人類の前に現れたアウターマンは、地球を自分達の住める環境に整え、仲間達を誘導する為の先兵だと言い出す、タルバ。テラフォーミングが終わったら、約20億3千万人のアウターマンが押し寄せてくるらしい。とても人類に勝ち目など、無い・・・。

何故、侵略宇宙人は古くから放送されていたアウターマンの姿をしているのか。その事を疑問に思った福山博士は、過去アウターマンの制作に携わった人物・井出杉亨(きくち英一)に会いに行く。井出杉が言うには、最初は全く違うデザインだったが、枝正プロの代表・枝正次郎(沖田駿一)が突然今のデザインを持って来て、強引に決定したらしい。恐らく、枝正はアウターマンに洗脳されていたのだろう。そして番組は放送され、番組を見て洗脳された人々は誰もがアウターマンを正義のヒーローだと認識し、彼が正しいのだと信じて疑わなくなってしまった。つまり、アウターマンは50年も前から人類を騙す為に着々と準備をしていたのだ。切羽詰まった福山博士は、タルバを拷問にかける。最初は渋っていたタルバだったが、身の危険を感じ本当の事を話し出す・・・。

数日後。なかば強引に防衛省に集められた足立、吉野、森脇の3人は、福山博士から現状の説明を受け、驚く。人類が助かる唯一の方法・・・それは、足立達がシルビー星人に合体し、アウターマンを倒すしかないのだ。別に、足立達が平成アウターマンシリーズの俳優だったから集められたのでは無く、OTR波(その人がどれだけアウターマンに好意を抱いているかを示す)の数値がゼロだったのが、たまたまこの3人だったのだ。殆どの人々が洗脳を受け、アウターマンを敵とみなせなくなっている中、足立達はアウターマンなど単なる役の一つと考えており、特撮にも全く興味が無いから、この数値を叩き出しているのである。足立達がタルバと合体すればシルビー星人はパワーアップが可能で、彼らは力を合わせてアウターマンを倒さなければならない・・・。だが足立達とタルバは口喧嘩を始め、お互いを罵りあう。とても作戦が上手くいくとは思えない・・・。更に、福山博士は、過去のアウターマンファン仲間(福山博士は過去、アウターマンのファンクラブにも入っていた筋金入りのマニアだったのだ)である佐藤海朗(高橋浩二朗)とその特オタ仲間の渡部拓郎(鈴木秀人)・原彰夫(生島勇輝)を防衛省に招き、秘密裏に依頼をする。それは・・・過去の放送データから、シルビー星人が勝つべき方法を探し出す事だ!

タルバとの合体を渋る、足立達。これはドラマでは無いのだ。失敗したら死ぬ事だって、十分あり得る話。渋るのも当然とも言える。そんな時、足立の携帯に福山博士から電話が入る。何と、頼みの綱であるタルバが脱走したと言うのだ!同じ頃、森脇の携帯に美希から電話が入る。浩が何処にもいないと探しているのである!足立達は、タルバを無視して浩を探しに出掛ける事にする。果たしてこんな調子で、地球は大丈夫なのだろうか・・・。

感想
○特撮パロディー映画です。俳優陣が、(特撮好きには)兎に角 豪華です。主役の3人はハリケンレッドの塩谷瞬、ゴーオンレッドの古原靖久、仮面ライダーウィザードのちちんぷいぷい・・・じゃない、奈良瞬平の戸塚純貴。博士は世界忍者戦ジライヤの筒井巧だし、幕僚長はウルトラマンレオの真夏竜!まだまだ出演されていますよー!

○国民的人気特撮番組『アウターマン』。既に50年に渡り、放送されている。平成アウターマンシリーズで主役を演じた足立・吉野・森脇の3人は、アウターマンのイメージが強過ぎたせいで役者としては食べていけず、ファンイベントや副業で生活していた。最近、局地的に地震が頻繁に起こるようになり、毒ガスが噴き出し・・・人が住めなくなった地域が日本のあちこちに出始めたが、政府はそれを隠し続けていた。そんなある日、本物の巨大なアウターマンが足立達の暮らす街に現れる!「地球の平和を守る」と約束するアウターマンの言葉を信じ、熱い声援を贈る人々。そんな時、宇宙人・・・アウターマンの番組内で悪役だったシルビー星人のタルバが、政府に捕らえられた。タルバが語った話は、驚愕の内容。アウターマンこそが侵略者で、テレビ番組を使い人々を洗脳し・・・地球をテラフォーミングにより自分達の住み良い星に作り変え、移住しようと企んでいたのだ!・・・という内容です。途中、街角インタビューのシーンが退屈で、ちょっと寝落ちしかけましたが(笑)、そこからは熱い展開で面白かったです!これぞヒーロー映画!みたいな感じで(笑)。

○戦闘シーンは、昭和の巨大ヒーロー物みたいで・・・なんと言いますか、何これ今更なんですが(まぁ、分かっててやってるんでしょうけど。パロディーですし)。もうちょっと何とかならなかったのかなぁ。

○シルビー星人のタルバ・・・。バルタン星人の名前の由来はシルヴィ・ヴァルタン(他にも説があります)・・・。そのまんまじゃねーか(笑)!

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2016年06月30日

探検隊の栄光

2015年公開

ストーリー
『人々の祈りと共に現れた、その神々の化身は・・・清き魂を持つ者を天空の新世界へと導き、悪しき魂を持つ者は灼熱の炎で焼き尽くした。』これが南海の孤島・ベラン共和国に伝わる、古のヤーガ伝説である!

最近落ち目の俳優、杉崎正雄(藤原竜也)。杉崎は、過去に熱血役でヒットしたが故にそのイメージが定着してしまい、仕事が減っていたのだ。新たな境地を切り開くべく、今迄なら受けなかったバラエティの仕事を引き受ける事にした。それが、今回の仕事だ。杉崎隊長率いる探検隊が、三つ首の巨大な蛇を探しに行く・・・というドキュメンタリー番組なのである。現地に飛び、スタッフと合流するまでの待ち時間を利用し、企画書を読み役作りに余念が無い、杉崎。突然、現地の男が杉崎に向かって現地の言葉であるベラン語で喋りだし・・・杉崎のスーツケースを持ち、走り出す。慌てて後を追う、杉崎。現地の男がスーツケースを車に詰めている所に追い付いた杉崎は、猛烈に文句を言うが・・・全く通じない。その時、プロデューサーの井坂善三(ユースケ・サンタマリア)が現れる。実は現地の男は、井坂が雇った現地通訳のマゼラン(岡安章介)で、ちゃんと日本語も理解していたのであった。全く事情を把握出来ていない杉崎を乗せた車は、早速ロケ地に向かう。探検隊のメンバーは、隊長の杉崎、プロデューサーの井坂、ディレクターの瀬川学(小澤征悦)、カメラマンの橋本政明(田中要次)、音声・照明の小宮山秀一(川村陽介)、紅一点・新人ADの赤田たまき(佐野ひろこ)、そして通訳ガイドのマゼランだ。

早速、撮影が開始される。杉崎に手渡された台本は薄く、『いつものリアクション』等の説明しか書かれていない。色々と演技を考えてロケに臨んだ杉崎には信じられない話であったが、始まってしまったものはしょうがない。探検隊は、まず現地の村を目指す。未開の地に住む原住民・・・だと想像していたが、実際はスーツを着た人がいたり店頭にパソコンのジャンク品が並んでいたりと、皆が想像していたよりもその村は都会的であった。その時、瀬川が何か怒っているおじさん(田鍋謙一郎)を発見する。瀬川に言われ、そのおじさんにヤーガの事を尋ねるシーンを撮影する、杉崎。実はおじさんは、店先にゴミを捨てられて怒っているだけなのだが、番組で放送されたそのシーンは『ヤーガに近付くと危険だ』と警告を発するおじさんに編集されていたのであった!

次に探検隊が向かったのは、ヤーガ伝説を知る占い師の老婆・バゼルバ(大山うさぎ)の館。実際はマゼランの祖母で、当然“ヤラセ”だ。「ヤーガに会う為には、ヤーガを守る3つの守り神を見付けるべし・・・。洞窟を目指すがよい。そして、聖なる戦が行われる時・・・神々の化身はその姿を現すだろう・・・。」と老婆が語りだす。杉崎が「聖なる戦とは?」と尋ねると、老婆は「天にヤギの生贄を捧げよ・・・やがて、清き魂を持つ者は光に導かれ、悪しき魂を持つ者は灼熱の炎に焼き尽くされる事だろう・・・。それが聖なる戦いである・・・。」と謎に満ちた回答をするのだった。老婆のお告げに従い、山岳地帯を抜け、ジャングルの奥地へと向かう探検隊。道中は危険が一杯だ!井坂を襲う、毒グモ・タランチュラ(実際はクモなどいない)!生き残る為にトカゲや昆虫を焼いて食べる杉崎(カットの後、すぐに吐き出す)!断崖絶壁を登っている途中で手を滑らし落下する小宮山の手を、危機一髪掴む杉崎(高さ2m弱の崖で撮影)!木の上から大量に垂れ下がる、巨大な蛇(偽物)!そして探検隊が川の中を上っていると・・・川の中を移動する何か!慌てて探検隊が川から上がると、その周辺には人骨(鶏の骨)が散乱しているではないか!そう、川の中にいるのは、第1の守り神・ピラニアだぁぁぁ!

何とかピラニア地帯(実際には何もいない)を乗り越え、先に進む探検隊を待っていたのは・・・第2の守り神・ジャイアントアリゲーター(動かないヌイグルミ)!杉崎は、果敢にも川に飛び込み肉弾戦を挑む!撮影終了後、ワニのヌイグルミを回収していた小宮山が川のぬかるみに足を取られ、溺れそうになるが・・・井坂達は演技だと思い、助けようともしない。杉崎が演技で無い事に気付き、助け、事なきを得たが・・・杉崎達は、今更ながら“本当に危ない時は、『トゥルース(真実)!』と叫ぶ”というルールを作ったのだった。そして翌日。もうすぐ洞窟に到着する所まで到着した探検隊だったが、瀬川が第3の守り神に会っていない事に気付く。何のアイデアも出ないまま、洞窟に到着してしまい、そのまま撮影は続行。その時、小宮山がいない事に気付く赤田。そして何処からか、小宮山の「トゥルース!」と言う叫び声が聞こえてくる!小宮山が何処かで、本当にヤバい状況に陥っているのだ!小宮山を探す、杉崎達。洞窟の奥には銃を構えた3人の男がおり、探検隊は為す術もなく拘束されてしまう。彼らは現地の反政府軍のゲリラで、ミゲル(尚玄)、カルロス(望月ムサシ)、レイ(マイキー)という名前だ。この洞窟は反政府軍のアジトだったのだ!ミゲル達はマゼランの通訳を通し、カメラのテープを破棄するよう命令してくる。テープを今すぐ破棄しなければ、政府軍のスパイとみなし、殺すと言うのだ!「テープを見れば、政府軍では無い事が分かる!」と説明する杉崎達だが、マゼランはいつの間にか反政府軍寄りに立ち、杉崎達の言葉を翻訳しようとはしない・・・。

奥の部屋でテープの内容を確認していたミゲル達が戻って来た。全く無意味な映像ばかりだったので、杉崎達を開放してやると言うのだ。ホッとした杉崎達だったが、「だが念の為、テープは破棄する」と言われ顔色が変わる。必死に止めようとする杉崎の目の前でテープが踏み潰される。本気で怒りだす、杉崎。「俺達はこれを命がけでやってんだ!お前達が今やるべき事は何だ!」延々とミゲル達に向かい説教する杉崎の熱意に負け、自分達が悪かったと非を認めたミゲル達は・・・猿人の衣装を着て、撮影の協力をする事に。第3の守り神・原始猿人の誕生だ!ミゲル達は、「何でこんな格好しなきゃならないんだ!馬鹿にしてんのか!」と杉崎に怒るが、その様子はテレビ放送では・・・現代人をヤーガに近付かせまいと警告する猿人を、杉崎が説得するシーンに編集されるのだった。その時、ヤギが撮影場所に紛れ込んでくる。慌てて捕らえようとするミゲル達。当然、テレビ放送では杉崎がヤギをナーガの生贄として差し出した事になっているのは・・・言うまでもない。そしてその夜。一緒に夕食を食べる、杉崎達とミゲル達。少しずつ打ち解けて、仲間意識も芽生え始めた両者であったが・・・いきなり駆け込んできた別のゲリラ兵により、それどころではなくなってしまう!駆け込んできたゲリラ兵は、政府軍がこの反政府軍のアジトに迫っている事を伝えに来たのだ!このままここにいれば、完璧に戦争に巻き込まれてしまう!ラストシーンの撮影を残し、逃げるしかないのか・・・。杉崎達は、決断を迫られる・・・。

感想
○藤原竜也主演の、コメディ映画です。原作は荒木源の小説ですね。

○最近落ち目の俳優・杉崎は、現状を打破する為にバラエティ番組に挑戦する事になった。とある国に現れるという伝説の三つ首の大蛇・ヤーガを追い、杉崎率いる探検隊が冒険する・・・という内容で、完全なヤラセ番組だ。最初は戸惑っていた杉崎だったが、くだらない内容に真剣に取り組むスタッフ達(一部除く)に感化され、次第にのめり込んでいく。撮影もクライマックスに差し掛かった時、彼らの前に立ち塞がったのは伝説の獣・・・では無く、反政府軍のゲリラ達だった!・・・という内容です。くだらない内容ですが、退屈すること無く最後まで鑑賞出来ました。元々、探検隊シリーズのパロディなのは分かっているのですし、くだらなさ加減が絶妙なんですよねー。藤原竜也の演技も、作品にハマっていた気がします。感動する作品ばかりが良い作品じゃないですもんね!たまにはこんな息抜き作品も、アリじゃないかなーって思うです♪

○個人的には、ガイド役のマゼランの、毎度毎度の寝返りっぷりがツボでした(笑)。

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2016年06月24日

劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー

2015年公開

ストーリー
2015年8月6日。トライドロンを運転中の泊進ノ介/仮面ライダードライブ(竹内涼真)は、蝋で封印した封筒を開けようとして、「8月8日まで、開けるなと言ったじゃないか!」とベルトさん(声:クリス・ペプラー)に怒られていた。そのやりとりを、助手席で笑いながら見ているのは、詩島霧子(内田理央)だ。そんな時、無線で『港区管内に巨大機械生命体出現』の通信が入る。ドライブに変身し、現地へ急行する進ノ介。現地は施設が密集しており、普通に攻撃しては被害が増大する可能性がある為、ドライブはタイプフォーミュラに変身し、トレーラー砲のエネルギーを絞ってロイミュードだけを破壊出来るように調整、攻撃を仕掛けようとする。その時・・・「撃っちゃダメだ、父さん!」という声とともに怪しげな服を着た青年現れ、ドライブの攻撃の邪魔を始める!早く攻撃をしろと、ドライブに怒るベルトさん。その様子が何かおかしい。暴発するトレーラー砲。攻撃はロイミュードのみならず、辺りの施設に甚大な被害を及ぼした・・・。ベルトさんが、威力を調整するどころか、最大の威力で攻撃していたのだ。驚くドライブ。そしてベルトさんも、自分のとった行動に驚いている。「間に合わなかった・・・過去は変えられなかった・・・」と落ち込む青年は、ドライブを連れて逃げようとする。「この被害の罪は、全部あなたに着せられる!」とドライブに言い出す青年。言葉の意味が分からず戸惑うドライブを、突然現れたネクストライドロンから降り立ったドライブそっくりの戦士・・・ダークドライブが襲う!ダークドライブは、「泊エイジの父・進ノ介を発見。」と呟いていた。つまり、この変な青年が泊エイジ(真剣佑)なのだ!反撃に出ようとするドライブ。だがベルトさんは自分の中に制御出来ないシステムを感知し、戦えば先程のように暴走すると考え、反撃を拒否する。一方的に攻撃を受けたドライブには、エイジと共にトライドロンで逃げるしか手は残されていなかったのであった・・・。そして、進ノ介はエネルギー施設破壊の罪で全国に指名手配された。その指揮を執るのは、古葉信次参事官(柳沢慎吾)だ。特状課は古葉参事官の指揮下におかれる事になったのであった。

エイジは進ノ介に、「僕は泊エイジ。2035年の未来から来た。あなたの息子だ。」と説明。そして「ベルトの不調は故障では無いので、もう変身してはダメだ」と説得する。エイジの話では、今から1年後・・・世界はロイミュードにより支配されてしまうのだ。そのきっかけを作った真の悪こそ・・・ベルトさんが人間だった時の姿・・・クリム・シュタインベルト(クリス・ペプラー)だと言うのだ!エイジの持ってきた未来の記録には、クリムがロイミュードの王として君臨する姿が記録されていた。ドライブは、クリムとロイミュード達の、進化の実験台として開発された代物だというのだ。今日は人間側を騙すプログラムが解けるよう設定された日で、この日を境にクリムはロイミュード側に寝返り人類の歴史は終わりを告げる事になるのだ・・・。どうしてもエイジの話を信じられない・・・いや、信じたくない進ノ介だったが、エイジが持っていた進ノ介の形見・・・敗れたネクタイを見れば、エイジが未来から来たという話を、信じざるを得ない。今日の事故はダークドライブの妨害により、止める事が出来なかったが、まだ未来を変える方法はあるとエイジは言う。それはエイジがベルトさんを改造する事。悪の本性を消去するのだ。だがどうしてもベルトさんが悪とは思えない進ノ介はその話を断り、エイジに未来へ帰れと冷たく言い放つ。しかしそれはエイジには不可能な話であった。タイムロードが使えるのは一度きり。エイジはもう、未来には戻れないのだ!それでもエイジは、過去にやって来た。エイジが幼い頃に死んだ父・・・進ノ介に、一目会いたかったからだ!

エイジが買って来た食料の中に、自分も好きなミルクキャンディがあるのに気付く、進ノ介。やはりエイジは息子なのか・・・と思う進ノ介だったが、そこに進ノ介の居場所を掴んだ警察が、逮捕しようと押し寄せて来る!トライドロンで逃亡した進ノ介を止めたのは、詩島剛/仮面ライダーマッハ(稲葉友)だった。進ノ介を信じる為にも、ここは一度警察に捕まるべきだと言うのだ。しかし、そこにパトカーが現れ攻撃を仕掛ける。降りて来た警官はロイミュードの正体を現すが、何故かそのロイミュードにはナンバーが付いていない。それはダークドライブが連れて来た、未来のロイミュードだからだ!今は変身すべきでは無いと考えた進ノ介はその場から逃げ去り、仕方なく1人、デッドヒートに変身し、ロイミュードを粉砕するマッハ。その頃、進ノ介とエイジは・・・ベルトさんをリムーブしようと試みていた。その為には莫大な電力が必要で、発電所から電気を失敬し、ベルトさんを修理しようとうするが・・・ダークドライブが現れ、エイジが殺されてしまう。更に現れる、ハサミを持った重機を操るロイミュード。応援に駆け付けた剛がダークドライブに、チェイス/仮面ライダーチェイサー(上遠野太洸)が重機に対抗するが、どちらも苦戦を強いられる。ベルトさんは変身するなと進ノ介を制止するが、息子の守りたかった未来を守りたいという進ノ介の熱意に負け、変身を許可する。ドライブ タイプトライドロンに変身し、重機に捕まっていたチェイサーを救い出した進ノ介は、更にマッハと共闘し、ダークドライブを倒す!これで事件は解決かと思われたが・・・マッハに襲い掛かる、ドライブ!ベルトさんが暴走しているのだ!体を支配され、進ノ介では攻撃を止められない!

何とか重機とそれを操るロイミュードを倒したチェイサー。一方、ドライブに攻撃されて変身が解けた剛を、ドライブのトレーラー砲が狙う!進ノ介は最後の力を振り絞り、トレーラー砲の照準を外し、ベルトさんを体から無理矢理引き離し・・・攻撃する!このままでは最悪な未来は回避出来ない。覚悟を決め、進ノ介はそばに転がっていたチェイサーの武器・シンゴウアックスでベルトさんを破壊する・・・。その時、拍手と共に現れたのは・・・死んだハズのエイジ!エイジが手元の端末を操作すると、復活するダークドライブ!未来の仮面ライダーであるダークドライブは、装着者がいなくてもオートである程度戦えるのだ。エイジの正体は、本物のエイジを倒してその姿をコピーしたロイミュード108。エイジからベルトとタイムロードシステムを奪い、過去にやって来たのだ。エイジはダークドライブに変身し、進ノ介に攻撃を仕掛ける。跡形も無く吹っ飛ぶ進ノ介・・・。笑いながら去って行くダークドライブ。だが本当はチェイサーがギリギリのところで自らの体を楯として進ノ介を守っていた。ダメージが大きく、暫くは身動きが取れないチェイスは、自らのマッハドライバー炎を進ノ介に託す・・・。

8月7日。進ノ介は初代ドライブピットにいた。あの、ベルトさんから受け取った手紙にはその場所が記されていたのだ。そこは警察に施設を持つ前、クリムがシフトカーを研究していた最初の基地で、そこにはクリムの生前の趣味である、クラシックカーが並んでいた。録音されていたベルトさんの音声が、約束を破って8月8日以前に手紙を開封した進ノ介を叱る。そして8月8日が、進ノ介が特状課に配属されて、ベルトさんが初めて進ノ介に声をかけた記念日だと説明する。ベルトさんは、ドライブとして一緒に戦ってきた進ノ介に、このガレージをプレゼントしようと考えたのである。失ったベルトさんを想い、感傷に浸る進ノ介。そこに、霧子が現れる。永遠のグローバルフリーズを起こすと言っていたダークドライブから、人類を守るべく決意を固める進ノ介。その時、初代ドライブピットが攻撃を受ける!ダークドライブだ!進ノ介は初代ドライブピットにあったトライドロンの試作機・・・プロトトライドロンで脱出!ダークドライブはネクストライドロンでその後を追う!

進ノ介がダークドライブを引き付けている間に脱出した霧子が、警察署に戻った。そして皆に、進ノ介が生きている事を報告する。そして今回の事件の真犯人が、未来から来たロイミュード108である事を告げ、その真の目的を語りだす。ロイミュード108の真の目的は、この時代に眠り続けている自分自身を蘇らせる事だ!チェイスがハート(蕨野友也)達のアジトに乗り込んで得た情報によれば、108は制御不能の破壊者で、ある施設に眠らされているらしい。2体の108が出会う時、永遠のグローバルフリーズが起こる。それは何としても避けなければならない!

プロトトライドロンが破壊され、地面に転がる進ノ介。そこにトラックを操るロイミュードが現れ、進ノ介を轢き殺そうとする!進ノ介はマッハドライバー炎を使い変身しようとするが、チェイスのシグナルチェイサーはチェイス専用なので変身が出来ない!そこで咄嗟に霧子から預かったトライドロンキーを装着するとドライバーが無事起動し、超デッドヒートドライブに変身出来たのであった!だが本来想定されていない組み合わせによる変身の為、装備が弱く次第にロイミュードに押されていく。更に駆け付ける警官隊。この場に及んで、進ノ介を逮捕しようというのだろうか・・・。そう思った瞬間、警官達はロイミュードに向かって攻撃を開始する。霧子に説得された古葉参事官が、進ノ介を信じる道を選択したのだ!仲間の信頼を回復した進ノ介は、目の前のロイミュードを警官達に託し、パトカーに乗り犯人を追う!ロイミュード108の野望を止めろ、進ノ介!世界を守るのだ!!

感想
○仮面ライダードライブの劇場版。公開前のCMで、クリス・ペプラー・・・じゃない、クリム・シュタインベルトが全ての悪の根源のように宣伝していましたなぁ。本編のラスボスなのか?!とか、想像しちゃいましたよねー。あと、劇場で貰える『チェイスの免許証』が本気で欲しかったです(笑)。

○仮面ライダードライブこと泊進ノ介の下に、謎の青年が現れる。彼は自分を泊エイジと名乗り、未来から来た進ノ介の息子だと説明する。そして、全ての元凶はクリム・シュタインベルトだと告げ、彼の言葉を裏付けるかのように暴走を始めるベルトさん。未来を救う為には、ベルトさんを破壊するしかない。進ノ介は、苦渋の選択を迫られる・・・といった内容ですね。

○かなりの良作でした。霧子が古葉参事官を説得するシーンや、進ノ介とベルトさんの熱いやり取りは、かなり胸に響くものがありましたよー。その分、辻褄が合わない部分や説明不足の部分があったのは、少し残念でしたねぇ。真実がそれなら、なんであの時ベルトさんは暴走してたの?って観終わってから少しモヤモヤしてましたもん(後で知りましたが、あれは蛮野が仕組んだ悪性プログラムのせいみたいです)。

○プロトトライドロン(トライドロンにラッピングを施したものだそうです)やネクストライドロンといった新たな車が登場したり、映画限定のフォームが数種類あったりと、なかなか気合い入っていたと思います。でも、話がちょっと複雑過ぎませんか?子供達が観て、意味分かるのかなぁ・・・。

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